「ねぇ、なんでそんなに“可愛い”って言ってくるの…?」
最初は嬉しかったけど、あまりに頻繁だと次第に「本気なの?軽いだけ?」と疑いたくなってしまいますよね。
この“可愛い言い過ぎ男”、実は心理パターンが3つに分かれるんです!
そこで、この記事では、「言い過ぎる理由」と「本音の見抜き方」をやさしく丁寧に解説します。
あなたのモヤモヤ、ここで一緒にほどいていきましょう。
「可愛い」を連発する男の心理と3タイプの見抜き方

「可愛いね」「ほんと可愛い!」
褒められて嬉しいはずの言葉が、なぜか引っかかる。
毎回言われると「本気なの?それとも誰にでも言ってるの?」と、不安になってしまう女性は少なくありません。
実はこの“言いすぎ”には、3つの心理パターンと性格タイプがあるんです!
このセクションでは、よくある「可愛い」連発男子の心理背景と、それぞれの見抜き方を解説していきます。
読み終わるころには、「この人の“可愛い”、信じていいかどうか」がきっと見えてきます。
① 口癖型|誰にでも「可愛い」と言ってしまうタイプ

まず一番多いのが、“無意識に言っている人”。
このタイプの男性は、いわば「褒めグセ男子」。
「可愛い」が口癖のようになっており、恋愛感情というよりは、社交的な挨拶や間(ま)を埋めるためのワードとして使っています。
無意識な人もいれば、「静かになるのが怖い」「何か言っていないと気まずい」そんな心理から、とりあえず褒めて場をつなごうとする人もいます。
このタイプは、あなたの反応を見て「安心」しようとしている可能性もあるため、返し方によって好意が本気になる可能性もあります。
心理的特徴
- 場を盛り上げたい、会話を続けたいという意図
- 深い意味はなく、好意とも限らない
- 相手を喜ばせたいという気遣いも多少ある
見抜き方
- 誰にでも同じテンションで褒めているか観察
- 「可愛いね」のあとに会話が続かない(例:話題転換が早い)
- 褒めたこと自体を覚えていない
注意点と対処法
このタイプは、言葉の「軽さ」が特徴。真剣に受け止めると損をします。
やんわりと受け流すか、「また可愛いって言った(笑)」と冗談っぽく返すことで、適切な距離感を保ちましょう。
② 駆け引き型|褒め言葉で探りを入れてくるタイプ

このタイプは、褒め言葉を“武器”として使う人です。
つまり、「可愛い」と言っておけば場が和むし、相手がどんな反応をするかで、自分への関心度も測れる、
そんな恋愛戦略タイプです。
心理的特徴
- 自信があり、恋愛における主導権を握りたい
- あえて褒めて「こっちに気を向けさせる」駆け引き型
- モテ慣れている傾向も
見抜き方
- 「可愛い」と言った直後にリアクションをじっと観察してくる
- ボディタッチや距離の詰め方がやや早い
- SNSやLINEでは甘めだが、実際には距離を置く
「可愛い」と褒める男性の中には、単に好意があるだけでなく、その言葉を通して自分の魅力を伝えたいと考えている人もいます。
例えば、心理学の研究によると、男性が女性の容姿を凝った言葉や比喩を使って褒める場合、それは彼自身のクリエイティブさや知性、そして魅力をアピールするサインになっている可能性があります(Rosenberg et al., 2017)。
つまり、褒め言葉は彼らにとって、自分がいかに「良い相手か」を示すための手段になっている可能性もあります。
出典:Men Who Compliment a Woman’s Appearance Using Metaphorical Language: Associations with Creativity, Masculinity, Intelligence and Attractiveness
https://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2017.02185/full
注意点と対処法
最初は魅力的に見えるけれど、言動に一貫性があるかどうかを冷静にチェックしましょう。
こちらも軽いノリで返しつつ、「その褒め言葉ってどういう意味?」とさらっと聞き返してみると、ボロが出ることもあります。
③ 脈あり・本気型|感情を素直に表現する誠実タイプ

最後が、本当にあなたのことを可愛いと思っている、本気の人です。
感情を言葉にするのが得意で、照れながらも褒めてくる。
「褒める=好き」という、素直な人に多いパターンです。
心理的特徴
- 言葉と行動が一貫している
- 褒める対象が「あなた限定」
- 見た目だけでなく、しぐさ・性格・考え方なども評価してくれる
見抜き方
- 「どこが可愛いのか」を具体的に伝えてくる
- デートの約束や連絡が丁寧で、誠実さがある
- あなたの話や好みに興味を持ち、記憶している
対応のポイント
安心して受け取って大丈夫なタイプ。
こちらも素直に「ありがとう」と返しつつ、少しずつ気持ちを伝えていくことで、関係は自然に深まっていくはずです。
また、恋愛初期の段階で、男性が「可愛い」と繰り返すのは、自分の感情をストレートに伝えたいという表れの可能性があります。
とくに、不器用で他に褒め言葉のボキャブラリーが少ない男性は、「可愛い」で想いを何度も表現しようとします。
たとえば:
- 「笑った顔、ほんと可愛いよね」
- 「その話し方、可愛すぎる」
このように、具体的な部分に触れて褒めている場合は、あなたに対して明確な好意を持っている可能性があります。
“言葉の中身”より“背景”を読む
「可愛い」をたくさん言ってくる男性は、誰しも“何かしらの意図”を持っています。
だからこそ、ただ言葉に反応するのではなく、以下についてを冷静に観察することが、自分を守るための“知性”になります。
- どのタイミングで言っているか
- 他の人にも言っているか
- その後の態度や行動に誠実さがあるか
言葉の裏側にある「感情の温度」を、丁寧に読み取ってみましょう。
その一言が、本物の好意なのか、それともただの習慣か、ちゃんと見抜けるあなたになれるはずです。

言い過ぎることで女性が感じる違和感

「褒められるのは嬉しいけど、何か引っかかる…」
そう感じたことはありませんか?
「可愛い」を連発される中で、女性は徐々に不信感や不安を覚えていったり。
ここでは、「可愛い」を言いすぎることがもたらす女性側のリアルな心理とその理由について掘り下げていきます。
軽く感じて信じられない

まず最も多いのが、「軽い」「適当」「誰にでも言ってそう」という印象を抱くパターンです。
褒め言葉は本来、タイミングや文脈が重要。
それを無視して連発されると、言葉の価値が薄れてしまうんです。
つまり、「可愛い」という言葉も、頻度が多すぎると価値が下がり、“雑音”になってしまう可能性があります。
たとえば、LINEのやりとりで毎回「可愛い〜!笑」ばかりの男性。
最初はドキッとしても、だんだんテンプレートのように感じてしまい、「私じゃなくても同じこと言ってるんじゃ…」という不信感が募ります。
また、あまりにも頻繁だと「本当にそう思ってる?」と感じ、言葉の真実味がなくなってしまうのです。
この現象は「褒め疲れ」「褒めストレス」とも言われ、言葉が感情に届かなくなる現象として心理学でも注目されています。
特に以下のような言い方は、女性に軽く受け取られやすいです。
- とにかく毎回「可愛い」を繰り返す(=機械的)
- 特に理由や具体性のない「可愛い」(=印象に残らない)
- 他の女性にも同じテンションで「可愛い」と言っている様子がある(=誰にでも言ってると思われる)
このように、言葉が“使い古されている”印象を与えると、逆に信頼を失うリスクがあるのです。
本気の気持ちが見えない不安

また、「本気度が見えない」というのは、恋愛の初期段階で非常に大きなストレス要因になります。
「この人、ちゃんと向き合ってくれてるの?」と疑心暗鬼になるのは、相手が曖昧な言葉ばかりで、行動が伴っていないから。
さらに、他の言動とのギャップがあると信頼感が一気に低下します。
たとえば:
- 「可愛い」と言っていたのに返信は遅い
- デートの約束は曖昧
- 深い話を避ける傾向がある
このように、言葉と行動が一致していないとき、女性は「この人、何を考えてるの?」という混乱に陥ります。
これは、いわゆる「好意のフリをしている状態」に対して女性が直感的に危機感を抱く、いわば防衛本能とも言えます。
また、“言葉だけで近づこうとする男性”の中には、いわゆる「恋愛のハンター型」の性格傾向がある人も。
このタイプは、自分が優位に立ちたい気持ちから、相手を喜ばせる言葉を巧みに使って警戒心を解こうとする傾向があります。
以下のような態度が見られたら、注意が必要です。
見た目の特徴 | 行動パターン | 要注意ポイント |
---|---|---|
親しみやすくノリがいい | 常に褒め言葉を挟む | 慣れている印象が強い |
会話の主導権を握りたがる | 質問には答えない傾向 | 深い話を避ける傾向あり |
LINEやSNSでは優しい | でも予定は曖昧 | 言葉と行動のギャップが大きい |
こういった傾向がある場合、「可愛い」は本音ではなく“ツール”として使われている可能性が高いのです。
真剣な恋愛を求めている場合は、こうした違和感に早めに気づくことが、自分を守るための第一歩になります。
距離感を間違えない!対処法と対応例

“可愛い”を繰り返す彼。
本気で言ってるの?それとも軽いノリ?
そんなときこそ、「言われたあとに、どう対応するか」が大切です。
ここでは、相手がどんなタイプであっても「振り回されない自分」でいるための、タイプ別+状況別の対処法・返し方の具体例をご紹介します。
心理的な距離感を保ちながら、相手の本音も自然に引き出せる。
そんなスマートな対応術を身につけましょう。
遊びっぽさを感じた時の返し方

「うわ、なんか軽いなこの人…」と感じたら、真正面に受け止めないことが鉄則です。
軽い言葉には軽い返し。
“受け流す力”こそが、自分を守る武器になります。
おすすめの返しフレーズ
- 「え〜また?言いすぎじゃない?(笑)」
- 「可愛いって、それ昨日も言ってたでしょ〜」
- 「ほら、また始まった(笑)」
- 「ほんと〜?みんなに言ってるんでしょ〜?」
ポイントは、“冗談交じり”にスルーすること。
わざと茶化すことで、相手に「効いてないよ」と伝えると同時に、「軽く褒めて済ませようとしないでね」という牽制にもなります。
さらに、「それってどういう意味?」と質問返しをするのも有効です。
この返しに対して、しどろもどろになる人は、本音ではなく反射的に言っているだけの可能性大。
注意すべきNG対応
軽く感じる“可愛い”という言葉に対して、下記のような対応は相手を助長させてしまう可能性があるので注意しましょう。
- 真剣に「ありがとう」と受け取る
→ 相手に“効いてる”と思わせる - 「そうかな?」と控えめに返す
→ 余計に褒めが加速することも - 毎回リアクションする
→ 相手の“おしゃべりスイッチ”を入れてしまう
“軽い可愛い”には、“軽くいなす”がベストな距離感。
真正面から受け止めず、リアクションを薄めにすることで、相手のテンションを見極めることができます。
本気そうなら信頼を深める会話を

逆に、「あ、この人は本気っぽいな」と感じた場合は、こちらも少し心を開いて会話を深めるチャンスです。
ただし、すぐに感情をあらわにせず、信頼構築を意識したやりとりがカギになります。
具体的な対応方法
- 「そんなに言われると、ちょっと照れるけど嬉しい」
- 「そう言ってくれるの、○○くんだけかも」
- 「ありがとう。でもなんでそう思ったの?」
- 「私のどこがそう見えるのか、ちょっと気になるな」
このように、相手の言葉を一度受け止めた上で、理由や背景を引き出す質問を加えることで、会話が深まります。
ここで相手がちゃんと理由を話してくれたり、あなたに関心を持って質問を返してきたら、本気度は高めと判断できます。
また、会話だけでなく、LINEや実際の行動でも本気かどうかが見えてきます。
本気かどうかを見極める3つのチェックポイント
チェック項目 | 本気のサイン |
---|---|
話の広げ方 | 「でもそれ以上に○○なとこが好き」と深掘ってくる |
日常での気遣い | 体調・予定・好き嫌いに対する気配りがある |
リアクション | 少し照れたり、言った後に態度でフォローがある |
→ この3つがそろっていれば、言葉以上に“思い”がにじみ出ている証拠です。
まとめ:「可愛い」に振り回されない自分になるには?

「可愛い」を言われて嬉しかったのに、気づけば不安や疑問ばかり。
でも、あなたが悪いわけではありません。
言葉は時代や人によって変わるもの。
だからこそ、“言葉そのもの”に振り回されず、「その言葉がどんな気持ちから出ているか」を見極める目を持つことが大切です。
ポイントは3つ!
- 頻度より「文脈」と「態度」で判断する
→ どんなときに、どんなふうに、どんな顔で言っているか? - “言葉のあと”の行動に注目する
→ 約束、気遣い、会話の深さがあるかどうか - 自分の直感を信じて、モヤモヤを放置しない
→ もし「なんかおかしい」と思ったら、その違和感は当たっているかも
「褒められた=好き」と短絡的に受け取るのではなく、「この人はどういう人なのか」を丁寧に観察することが、あなた自身を守り、心の余裕にもつながります。
もう、“可愛い”のひと言に振り回されなくてもいいんです。
大事なのは、あなた自身が信じられる言葉と態度を見つけること。
その感覚を、どうか大切にしてくださいね。

免責事項
本記事は一つの考え方や視点を示すものであり、すべての男性に当てはまるとは限りません。ご自身の状況に合わせてご判断ください。
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